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甲州屋との出会い②

岡崎さんとバッタリとあって甲州屋の話を聞いてすぐに内見をお願いしました。大家さんは埼玉にお住まいで内見のためにわざわざご帰郷なさって下さるとの事。主人はあいにく平日で仕事のため、踊りのお稽古後の桝家奈美姐さんを捕まえて半ば強引に同行をお願いしました。

初めて宿に入った瞬間に、心地良い風が奥から吹きました。本当に気持ちの良い風。なにかで読んだ事があった「何か良い兆しがある時は、良い風が吹く」が頭をよぎりました。

大家さんは宿の歴史をお話くださり、宿内を丁寧にご紹介頂きました。ご両親が残してくれた宿を大切に使ってくれる方にお貸ししたいと伺い、私たちにそれが出来るだろうか。そんな不安な気持ちを裏腹に頭の中に、宿の一つ一つの場所に明確なイメージができてしまい「もうここしかない」宿に踏み入れて10分でそんな気持ちになっておりました。

とにかく主人と私の父にすぐに連絡を取り、3人での内見をもう一度お願いをし次の週から猛スピードで話が進み、金策もスムーズに解決。導かれるように「Guest House甲州屋 Koshuya」開業に向けて動き出しました。

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